国際馬術掛川2017① 2017.03.25

"TKプロデュースなら朋ちゃん派/自分を誇れるようになったのはきっとゴリラと名乗ったあの日から"

マイアミネガティブ / 狐火 feat,あっこゴリラ Track by SHINJI-coo-K - YouTube

TKプロデュースなら朋ちゃん派なので、つま恋乗馬倶楽部の馬術大会に行ってきました。馬事公苑東京オリンピックへ向けて大規模改修工事に入ってしまったので、深刻な馬術大会不足です。渋谷からバスで30分のあの立地にあの規模の馬場があるってすごいことなんだなと失って初めてわかるなんとやらです。

掛川駅からタクシー10分、徒歩40分くらいchabata_kを抜けていくと到着。

 

つま恋乗馬倶楽部へ

つま恋乗馬倶楽部へ

つま恋乗馬倶楽部へ

つま恋乗馬倶楽部へ

めっちゃ廃墟っぽい。
鳴り物入りで造られたんだろうなというのはなんとなくわかる。
Wikipedia見てみるとなるほどなという感じだ。

つま恋リゾート 彩の郷 - Wikipedia

 

つま恋乗馬俱楽部

芝馬場、いいよね。
馬事公苑のグラスアリーナが改修工事でなくなってしまうのはつくづく残念だ。

 

華原朋美選手&クラシック
JEアマチュアグランプリ90cm級に登場した華原朋美さんと愛馬クラシック号(BGMはSave Your Dreamでした)。このクラシック号は翌日華原さんが騎乗するキャリーズサンの産駒で、華原さんが購入した馬のようだ。ゆっくりと丁寧に、障害落下なしで完走し、4位入賞。

 

この日に行われた競技では、CSI★2KAKEGAWAの150cm級とミニGP140cm級が障害の高さ・難度ともレベルが違う感じだった。馬事公苑東京競馬場で見る大会では元競走馬が結構出場していてアナウンスで紹介されることもあるのだが、ここの大会では元競走馬はいなさそうだった。以下、↓に印象に残った人馬。

渡辺佑香選手&ロイヤルズサン

渡辺佑香選手とロイヤルズサン号。渡辺選手はJAPAN OPEN2016のシーズン優勝の模様。


広田思乃選手&ライフイズビューティフル

広田思乃選手&ライフイズビューティフル

広田志乃選手とライフイズビューティフル号。綺麗なペインテッド柄。

3/26分は改めて。

donディーナ 2017.03.20

ファンディーナ

いつの間にか桜花賞も終わって皐月賞の枠順も発表されてしまいましたが、わいわいPOG11位指名ファンディーナちゃんが圧倒的1番人気で重賞出走ということで応援のためフラワーカップ行ってきたエントリーです。応援といってもぶつぶつ言いながら写真撮るだけなんですが。ここで賞金を積んだ後クラシックの何かを勝ってくれれば3位くらいに浮上できそうです(1位2位はもうだめです)。馬は私の応援をものともせず、とてもインパクトのある勝ち方をしてくれました。応援ってなんなんでしょうね。

 

ファンディーナはターファイトで募集開始されたときに「こんな良血ディープがターファイトに!」と驚いたのを覚えていますが、血統表で印象に残ったのはそのときついでに調べた半兄ナムラシングンのMachiavellian=Coup de Genieというオシャレクロスの方で、昨シーズンのわいわいでも指名して皐月賞出走するなど活躍してくれました。3チームでEX指名がほかに1人いただけだったので、オープンは勝てなかったものの、心の愛馬として心のドヤ顔をキメていました。

ファンディーナについてはナムラシングンの活躍で多少人気出そうなのと、血統表にオシャレクロスがあるナムラシングンンの方が上だろうと思っていたので指名するか結構迷ったのですが、オシャレクロスこそないもののよく見たら配合がバゴっぽいしベストトゥベスト以外の意図あっての父ディープインパクトなのかもと思ったのと(バゴっぽいと何が良いのかはよくわかりません。2015年産がハーツクライなのも何か意図あるのかもよくわかりません)、この馬に出資している欅坂46のオタクが言うには相当デカいらしいということで、「デカいディープ牝馬ってそれ桜花賞馬じゃん」ということで早めに指名しました。

その後550kgあると教えられたので、桜花賞よりはばんえいオークスPOG期間外です)の方が良いかもしれないとは思ったのですが、まさか桜花賞をスキップして皐月賞へ向かうことになるとは…。

ナムラシングンの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com

バゴ×ファンディーナ 結果表示|架空血統表|トピックス|JBISサーチ(JBIS-Search)

 

ファンディーナ パドック

パドック。鬣の下2/3くらいを左に流し、上1/3くらいを右に流す不思議なヘアスタイル。かわいい。

ファンディーナ パドック


フラワーカップ2017 パドック

蹄音カッポカッポを入れようと音声ONにしましたがシャッター音と客の話し声しか入りませんでした。

パドックはチャカついているように見えたのですが、これ前を歩くヴィーナスアローが歩くの遅すぎただけですね…。パドックでめちゃくちゃ大きく歩くクリソライト交流重賞パドックで前を歩く馬につっかえるいつものあれです。

 

ファンディーナ 返し馬

Twitterで鳩サブレ先生も絶賛していましたが返し馬は本当に良かったです。馬場の外目をスムーズに始動し、首を使ってゆったりとしたストライド。これなら折り合いに不安はないという説得力を感じましたが、さっき買った最強の法則誌ではPOG鑑定士さんに返し馬不安を指摘されていました。

Youtubeのアドマイヤミヤビの返し馬動画に「ファンディーナの動画も楽しみにしています!」ってコメントをもらっていたのですが、普通にいつもの癖で静止画撮ってしまっていましたね…。ただこの写真は気に入っています。

 

ファンディーナ 脱鞍所へ

 武豊さん「その馬すげーな」とでも言っているのでしょうか。

 

ファンディーナ ポンポン

厩務員さんに労われる。 

 

名馬を撮りたい

ウィナーズサークルは人混みで前行けなかったので前の人の画面を拝借。

 

芝中距離重賞でこの種類のスピードを見せる馬が日高の牧場-グリーンウッド-高野厩舎のラインから登場したというのは驚きです。ディープインパクト産駒のA級馬はノーザンファーム生産・育成以外からも出現してはいるのですが、どこかジリ脚っぽかったり瞬発力不足を持続力やスタミナで補うタイプが多いので。出現するとしても、角居厩舎や藤原厩舎、堀厩舎のような「魔法を使える」厩舎からではないかと思っていました(高野厩舎もG1馬を出している一流厩舎ではありますが)。 なのでこの馬の出現には他の日高出身活躍馬以上にワクワクさせられるものがあります。

私がユニオンで出資しているクイーンズスタイルの母バイタルスタイルは1勝馬の身でこのフラワーカップに出走したことがあります。そのときは5番手から10着に沈んでいるのですが、芝中距離のノーマーク逃げで4勝を挙げたり、阪神で行われた中山牝馬Sを18番人気5着したりするなど、逃げて味のある馬です。近親のソルレヴァンテやルーベンスクラフトも逃げで好成績を挙げています。クイーンズスタイルが冬の間に無事勝ち上がることができたらこのフラワーカップに出走して逃げの手に出て見せ場を作ってほしい。あわよくば賞金を獲得してオークスに出走してほしい。そんな密かな野望を持っていたのですが、残念ながら未だ勝ち上がりへの道筋が描けない状況ですし、もし出走できていたとしてもファンディーナが2,3番手に控えていたら一瞬たりとも見せ場は作れなかったでしょう。しょんぼり。クイーンズスタイルはクイーンズスタイルでがんばってね。

 

皐月賞の買い目は決まっていませんが、他人様の出資馬なので気楽に応援出来て楽しいです。また、サトノアレスも指名しているのでこちらも頑張ってほしいです。

掛川花鳥園 2017.03.26

沼津深海魚水族館があり日本平動物園があり掛川花鳥園があり陸海空すべての備えが盤石な静岡県。謎の施設浜名湖パルパルや謎の聖地静岡エコパアリーナもあり新静岡ゼノバではJungle Smileが15周年ライブを行った。大雪で新幹線動かなくて超大変だった。その新静岡セノバには「さわやか」という静岡を席巻しているというハンバーグ屋が入っていて今回食べるのを楽しみにしていたのだけれど行ってみたら人がめっちゃ並んでいて1秒で諦めた。結局静岡に来たらいつも行くkuritaという蕎麦屋に行ってハートランドビールを飲んで車海老を食べてもりそばを食べた。ハンバーグよりだいぶ高くついたけどおそばおいしい。静岡では4月にさがら草競馬大会というお祭りが控えている。砂浜に作られた1周500mのコースをえっちらおっちら馬が走る。最高だ。生まれ変わったら静岡県になりたい。富士花鳥園と富士サファリパークにも行きたい。富士山にはあまり登りたくない。富士は遠いから掛川花鳥園に行ってきた。掛川花鳥園は僕がこれまで訪れた動植物園類の中で一番素敵な動植物園類だ。鳥アレルギーとかでなければ単騎でもカップルでも友達連れでも家族連れでも是非行ってみてほしい。

ジロリ

ポポちゃん13歳

練り歩きハシビロコウ

フライングハシビロコウ

フライングハシビロコウ

これまでここで見たことのなかったハシビロコウがいた(2016年7月に来たらしい)。ハシビロコウ、お前、飛ぶのか。結構びっくりした。すぐまた飛ぶかなとこの後20分粘ったけど結局飛ばなかった。飛ぶハシビロコウTwitterにUPしたらすぺっきおさん経由で有名レイヤーさんにRTされ、コスプレ界隈でRT拡散していたのが面白かった。

中山大障害 2016.12.23

阪神SJ発走に間に合わなかった中山大障害のエントリー。スタートからゴールまで目の離せない、張りつめた緊張感のある良い阪神SJだったが ◎サンレイデュークは今日も4着。なぜあの形で4着になるのか。アップトゥデイトは襷でうまいことイン-インを回れずにいたけどスムーズだったとしても逆転はなさそうだった。とりあえず襷の立ち回りについては2006中山グランドジャンプを100回見直しましょう。

 

オジュウチョウサン&アップトゥデイト 並んで最終障害を飛越

中山大障害最終障害。オジュウチョウサンアップトゥデイトの人気2頭が並んで飛越。

いつも中山大障害中山グランドジャンプは内馬場中央の大竹柵か大生垣で観ているのだが、今年は数年ぶりに3~4角側の5号障害付近が開放されていたのでここで観ることにした。中山グランドジャンプは直線の置き障害が最終障害だが、中山大障害はここ5号障害が最終障害になる。

いつもの大竹柵・大生垣付近から見える範囲ではレースの展開もほとんどわからないのだが(マルカラスカル逸走ものときも、スタンドからの悲鳴だけ聞こえてきたのにマルカラスカルが差を詰められながらも先頭で大障害コースにやってくるものだから、一体何が起きていたのかリプレイ観るまでわからなかった。毎年携帯ラジオを買おうと思って忘れるし使いこなせる気もしない。半年に1回しか用がないから絶対に競馬場で電池入ってないことに気付く)、ありがたいことに5号障害付近には大型のテレビが設置されていて、レースの展開を追うことができた。

テレビのおかげで最後のバンケットを2強が並んで駆け上がってくるのは予めわかっていたのだけれど、それでも2頭が谷から並んで姿を現すのを肉眼で認めたときには思わず「お”お”-」と叫んでしまった。周りの人たちも各々騒いだり呻いたりしながら2強が2強としてマッチレースを繰り広げるミラクルを堪能しているようだった。震えながらカメラを構えてシャッターボタンを押した。そんな中でも2頭の手ごたえの差は歴然としていて、これはもう勝つのはオジュウチョウサンだなとはっきりわかった。少しの間を置いてルペールノエルとドリームセーリングがやって来て、◎サンレイデュークは馬券圏内に届かないことを悟った。テレビ画面で全馬のゴールを見届けて、スタンドに向かった。しっかしアップトゥデイトマークで完勝か。中山大障害中山グランドジャンプはスタミナがスピードをねじ伏せるレースと認識していて、スタミナであればアップトゥデイトにも目があると思っていたのだが。オジュウチョウサン強い。うーむ。

 

以下アザーカット

オジュウチョウサン&アップトゥデイト 並んで最終障害を飛越

 本当はこれと冒頭の写真の中間くらいで仕留めたかった。平地競走の写真は走る馬を線で追いながら連写し続けていれば勝手に何枚か「当たってくれる」のだけれど、障害競走の飛越を撮ろうとすると、人馬が飛越する場所・瞬間を文字通りワンチャンスで仕留めなければならない(馬術競技の障害飛越はフワッと飛んで頂点で一瞬静止するようになるのでまだ余裕がある)。平地よりレース数(=撮影機会)が少なく練習できず慣れていないこともあるが、障害飛越を撮ろうとする度、目の前を一瞬で通り過ぎていくスピード感と圧力にびっくりする。平地競走より馬が動くスピード自体は遅いはずなのに、障害競走の方がスピードを感じるというのが面白い。障害競走のどこに魅力を感じるかというのは人によって色々あるだろうけど、僕にとってはこの「眼の前で感じるスピード感」というのが一番大きい。

んで、上の写真。アップトゥデイトの方が先に着地しているけどオジュウチョウサンの方が前に出ている。アップトゥデイトは障害のだいぶ手前で踏み切っていたのかな。

 

ラストスパートへ

ラストスパートへ

 

下見中

トーセンソユーズ、クリノダイコクテン 下見

アップトゥデイト 下見

ルペールノエル 下見

サンレイデューク 下見

障害競走は、人馬がそれぞれの形でコミュニケーションを取る、レース前のスクーリングのシーンが好き。馬の首をポンポンと軽く叩いて、障害は怖くないよと安心させているのだろうか。サンレイデュークは障害に近づくと顔を背けてしまうので、難波騎手が必死に首を押して障害を見せようとしていた。

 

チャンピオン

オジュウチョウサン

最近の障害チャンピオンの初戴冠レースを見直してみると、オジュウチョウサン2016GJ2番人気、アップトゥデイト2015GJ4番人気、レッドキングダム2014大障害4番人気、アポロマーベリック2013大障害5番人気と、その横綱競馬っぷりとその後のチャンピオンに相応しい活躍から思うと意外なほど人気しておらず(オジュウチョウサンにしてもメンバー手薄で押し出された2番人気だった)、ここまでの強さを見せるとは思われていない中での完勝だった。

障害G1三連覇ホースをハンドルネームにして、たくさんのチャンピオン誕生を中山で見届けてきた割にはここらへんの馬券をまったくモノにできていない。J-G1の舞台でオジュウチョウサンの次のチャンピオンが現れるときにはその馬券を握っていたいので、その視点で今年の障害レースは観ていく。

【失敗写真供養】テスタマッタ 2012.02.19 フェブラリーステークス

岩田さんガッツポーズ!

限られた休日に、時間と気力と体力を費やして(まあ楽しいんだけど)辿り着いたG1のゴールの瞬間はピントが外れている。そのときはめちゃくちゃ凹むのだけれども、何年か寝かせて酒でも飲みながらパラパラと眺めればこれもまた楽し。

ムーンリットエルフ(馬名決定)

先週、出資しているスウィートエルフの2015(父アドマイヤムーン)に「ムーンリットエルフ(月光に照らされたエルフ)」という馬名が付きました。エルフというよりはドワーフみたいな肉肉しい馬体ですが、シンプルで意味が通りやすく響きも良いので気に入っています。

moonlitには「(米俗)安酒で酔った」という意味もあるようで、それも良いですね。直線フラフラでは困りますが。

管理する青木孝文調教師もちょうど先週が厩舎開業のタイミング。馬の育成と厩舎の動向を楽しみに見守りたいと思います。